鬱になりました

鬱になりました。

TwitterFacebook にはちらっと書いたのですが、で1月終わりから休職しています。ここらで一度ふりかえってみようかと思ったので書いてみます。

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kokoro.mhlw.go.jp

何かおかしい

何かおかしいなと思ったのは正月の帰省から戻ってきた後でした。買い物に行きたいなと思いつつ全然部屋から出る気が起きず4日ぐらい1日スパゲッティ1食みたいな生活でした。元々出不精とはいえ出たいと思いつつ出れないのが続いてるなと思っていました。

その後しごとが始まりそれなりにしごとをしていましたが、朝の起きれなさ*1と起きても倦怠感や外に出たくなさがあり在宅勤務をする日が増えてきました。在宅勤務でしごとがはかどればよいのですが、今いちしごとに手が着かず週次の進捗報告で報告する進捗が減っていくのを感じていました。

さすがにこれはしごとをやっているとは言えないなという気持ちになり、出社する足で会社に行かずに精神科病院に行きました。

精神科病院が家の向かいであることはさいわいだったと思います。そうでなければグダグダと行く予定を先延ばしにしていたはずです*2

診察後上司にチャットでしばらく休職したいむねを報告しました。

休暇 1ヶ月め(2月)

最初の1ヶ月は積極的なことは何もせず休養をしていました。

意欲を完全に喪失していたので趣味のプログラミングもせずひたすらビデオを見ていました。『エウレカセブン』や『おジャ魔女どれみ』を全話見たりしました。

意欲を失った結果夜起きていてもしかたがないのでこのころ睡眠の周期がよくなりました。しかし日中もよく寝ていました。

この時期は意欲の喪失だけでなく思考能力もかなり落ちていました。プログラミングをしなかったのは意欲低下だけでなく思考能力の低下も理由にあります。

1ヶ月も休んだしそろそろ復職するかと人事や産業医に伝えたところ、まだ休職できるので十分休養しなさいということで休職を続けることにしました。後から思うと自分でもまだまだ休養すべきだったと思います。

休暇 2・3ヶ月め(3・4月)

鬱になってから気付いたのですが自分の場合心が凹むと部屋が乱雑になってくるようです。特に台所にそれが一番初めに表れます。心の凹みは注意しないと見逃してしまうので台所の乱雑さは自分の指標だと思うようになりました。

意欲が少しずつ回復してきたので暇を感じるようになりました。また少しは先のことを考えるようになりました。医者に相談したところ復職支援・再発防止のリハビリテーションがあるということでそれに参加するようにしました。それはリワークと呼ぶそうです。最終的には週に5日リワークに通うことが1つの目標です。

リワークでは、詳しいことは分かっていないのですが、認知再構成法や認知行動療法問題解決療法といった手法を学んだり、他の参加者とボードゲーム*3をすることを通じて、思考や対人コミュニケーションの訓練をしたりします。またヨガや創作活動によって悩みなどを一時的に忘れるようにしたりします。

趣味の面ではこのころ鉄道模型ジオラマを作っていました。手を動かす作業をするとイキイキした感じがしました。以前から気になっていた 3D プリンターをジオラマに使いたくなったので光造形式 3D プリンターを購入しました。いろいろとしていましたがプログラミングはまだひかえていました。

どれくらいプログラミングができていなかったのかプログラマーには分かりやすい図だと思うのですが GitHub のアクティビティーの図を下に示します。3月にちょろっと活動があるのは 3D モデルを GitHub にアップロードしたからです。

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休暇 4・5ヶ月め(5・6月)

このころになるとちょこちょこプログラミングをし始めるようになりました。そしてその結果夜更かしが増えました。これはいけません。プログラミング、うまく問題が解決できるととても快楽を感じるのですが、なまじそれを知ったがためにもうちょっとでできそうというような気持ちでついつい夜更かししてしまいます。これはしごとでもそうで夕方から気分が乗ってきた結果、職場の電灯が消える時間までやってしまう傾向がありました。これは、直すべきだとこの休養中に認識したことの1つです。

夜更かしについてもそうですが、リワークの中でストレスを受けた状況をふりかえることがあります。そこで自分が課題であると認識したことの1つに対人コミュニケーションに苦手意識があるということです。しごとやその他において何か相談ごとがあるときに、うまく人に話しかけられない、話しかけるのに苦痛を感じるというのがあります。よくよくふりかえると今回の休職の原因にも関係しているように思えています。これは長い付き合いになると思いますがうまくやっていけるよう克服したいと思っています。いろいろと仮説や対策などを考えているのですが長くなるのでここでは割愛しましょう。

金銭面ですが、かなり貯金を切り崩してきました。傷病手当で給与の3分の2に相当するものがもらえるのですが該当期間の3・4ヶ月おくれということもあって現金がゴリゴリと減っていきました。生活するだけでかなりお金が必要なのだなと実感します。一部株式を手放しましたが、COVID-19 で一時下がっていた株価が持ち直していたので少し助かりました。

休暇 6・7ヶ月め(7・8月)

どうも気持ちには波があるようです。この時期は負の時期で睡眠周期が過去にないほど崩壊しました。昼夜逆転だけでなく長時間寝たり短時間を1日に何回も寝たりといったぐあいでした。そんな状況だったのでリワークにもほとんど通えず、進捗リセットという感じでそのことに凹みます。傷病手当申請と同時に会社に生活記録を提出する必要があるのですが、こうした時期は事務しごとがなかなか進まず申請が2ヶ月ほど遅れてしまいました。その影響でまた現金がギリギリです。

休職できる期限があるのでいつまでも休職するわけにはいかないのですが、復職するまでにまだ克服したいことが残っているのでしばらくはその訓練をすることになりそうです。

まだ書くことがあった気がしますが、公開しないと思い出せそうにないので公開してしまいます。

最後に

物的支援をよろしくお願いします!

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*1:元々睡眠障害をわずらっていましたが。

*2:普段から散髪など基本的に外出予定はズルズルと先延ばしになるので。

*3:お邪魔者』がおもしろかったです。