学生に無料でいくつかのソフトウェアを使えるようにしようという、Microsoft のプロジェクト Microsoft DreamSpark の利用方法がかなり分かりにくかったので、その解説記事を書こうと思います。
紹介を飛ばして、登録方法を読むにはこちら。
Microsoft DreamSpark の関連ページ
対象となる学生
ですが、このページで解説する方法で認証できる学生は以下です。
- 大学生
- 大学院生
- 専門学校の本科生
- 高等専門学生 4・5 年生
DreamSpark で何がダウンロードできる?
例えば、以下のようなものが無料で手に入ります。
- Visual Studio 2010
- Windows Server 2008 R2 Standard
- SQL Server 2008 Developer Edition
- XNA Game Studio 3.0 Expression Studio 3
- Microsoft Robotics Developer Studio
- XNA Creators Club 1 年間メンバーシップ
- etc
詳しくは http://www.microsoft.com/japan/academic/dreamspark/default.mspx の子ページ http://www.microsoft.com/japan/academic/DreamSpark/ds_prod.mspx に行って見てください。
利用に関する制限
基本的に学生個人利用かつ非商用利用です。また、サーバーの場合は CAL (クライアント・アクセス・ライセンス)は付いてきません。詳しくは、各々のライセンスを読んでください。
まずは、Windows Live ID の取得
これに関しては、Microsoft の http://www.microsoft.com/japan/mscorp/liveid/liveid_get.mspx#menu を読めば難なく登録できると思います。
次に認証
この認証がなかなかややこしいのです。http://www.microsoft.com/japan/academic/DreamSpark/verify.mspx にとりあえずは書いてあるのですが、正直分かりにくい。余談だが、そもそもページの表題がおかしい。
方法その1
1番簡単で安上がりなのは、大学生 SNS.com を利用するものだと思います。ここで、早計に 大学生 SNS.com に登録するのは間違いです。登録する必要はありません。http://r-sns.com/dreamspark/ に行って、1番下の「DreamSpark お申し込みフォームへ進む」のリンク先ページに必要事項を入力すれば、認証コードが得られます。必要事項は以下の通りです。
- お名前
- フリガナ
- 大学名
- 学部
- 大学より発行されるメールアドレス
これで、入力したメールアドレス宛てに「お申込みいただきありがとうございました」という題名のメールが sns@sims-marketing.com から届くはずです。そして、大学生 SNS.com 側の確認が済み次第、認証コードの書かれた「認証コードに関して」という題名のメールが sns@sims-marketing.com が届きます。ちなみに、僕の場合11月16日に申し込んで18日に認証コードが届きました。蛇足ですが、1通目の「お申込みいただきありがとうございました」に MicroSoft と微妙に間違ってます。
方法その2
何らかの理由(大学からメールアドレスが与えられていない等)で、上記方法が使えない場合等に使える、もう1つの簡単な方法は、http://isic.univcoop.or.jp/ を利用する方法だと思います。そのサイトに行けば登録方法が書かれていますので、その通りにすればいいでしょう。僕自身はしたことないのですが。ただし、1,430円(消費税込み)がかかります。しかし、僕の大学の場合友人の話によると大学生協を通して発行料金が無料になったそうですので、一度ご自分の大学生協などに相談してみてください。
後はご自由に
後は、https://www.dreamspark.com/default.aspx でご自由にしてください。
補足
iso ファイルをダウンロードしてメディアに焼く際に、失敗する方がいそうなので参考となるページを記載しておきます。
http://www.microsoft.com/japan/academic/DreamSpark/install.mspx