『遠回りして学ぶ Yesod 入門』正誤表

kakkun61.booth.pm

C91 版

電子版では修正済みです。

ページ 章節 補足
3 はじめに Yesod の初歩的な解説が書かれた本の上巻です。 Yesod の初歩的な解説が書かれた本の上巻です。
7 1 リンク切れの検出や リンク切れの検出
17 3.2 これは quasi quote(準引用)と呼ばれる これは quasi quotes(準引用)と呼ばれる 表記の統一
20 4.1 モリーに文字のデータが モリーに文字のデータが
23 5.1 GHC Users Guidehttp://wiki.haskell.org/GHC GHC Users Guide http://wiki.haskell.org/GHC 空白の追加
45 8.2 stack build yesod-bin stack install yesod-bin
47 8.4 テンプレートの / のページは図 8.1 です。 yesod-mysql テンプレートの / のページのスクリーンショットは図 8.1 です。 分かりにくかったのでより説明的に
50 8.6 yesod-mysql を例に、 yesod-mysql テンプレートを例に 表記の統一
53 9.2 Elm を使えるようにしたライブラリー等もあります。 (どうも Yesod で Elm を使うライブラリーは古く使えなさそうです。)
56 10.2 型制約の ~ は両辺の型が同値であるという制約を表します。 (この文は、次の「新出 API の型」についての解説です。紙面の修正をしたときに入れ違いになってしまいました。)

技術書典 2 版

下記は電子版未修正です。

ページ 章節 補足
21 4.3 「あ」を UTF-16 エンコードすると 3042 「あ」を UTF-32 エンコードすると (00003042)16 2017.07.25 追記。
HaskellCharUnicode コードポイント(UTF-32)を表します。参照

他に見付けた場合は、ここのコメント等でお知らせください。

更新履歴

  • 2017.01.30:C91 版 正誤表公開
  • 2017.07.25:技術書典 2 版 正誤表公開

Adobe Typekit のフォントファイルの場所(Windows)

アプリがフォントをうまく認識しない場合にフォントファイルを直接インストールして対処したりできる。同一マシンならライセンス的にも大丈夫なはず。保証はしません。

環境

場所

%appdata%\Adobe\Adobe Photoshop CC 2017\CT Font Cache にメタファイルがある。↓ のような項目が並んでいる。

%BeginFont
Handler:DirectoryHandler
FontType:Type1
FontName:AdobeDevanagari-Bold
FamilyName:Adobe Devanagari
StyleName:Bold
FullName:Adobe Devanagari Bold
MenuName:Adobe Devanagari
StyleBits:2
FamilyNameNative:Adobe Devanagari
StyleNameNative:Bold
FullNameNative:Adobe Devanagari Bold
WritingScript:Devanagari
OutlineFileName:C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CC 2017\Required\typesupport\.f\\.1
DataFormat:sfntData
UsesStandardEncoding:yes
isCFF:yes
hasSVG:no
FileLength:335268
FileModTime:1480434360
WeightClass:700
WidthClass:5
AngleClass:0
DesignSize:110
NameArray:0,Mac,4,Adobe Devanagari Bold
NameArray:0,Win,1,Adobe Devanagari
%EndFont

FullName で目当てのフォントを見つけて、OutlineFileName のファイルに ttf 拡張子を付けると Windows がフォントファイルとして認識してくれるので、インストールするなどする。

%appdata%\Adobe\CoreSync\plugins\livetype\r にもフォントファイルがある模様。

参考

stackoverflow.com

Mac の情報とちょっと古い Windows の情報がある。

コミックマーケット 91 ふりかえり

コミックマーケットお疲れさまでしたー。

印刷分完売しました。ありがとうございますー。技術書典のときよりも早く売り切れたのはまさかという感じでした。技術書典が特別技術系が売れるのかと思っていたんですが、そうでもないんですね。もっと刷ればよかった。

スケジュール

8月

もうやばい。

冬コミの申し込みは夏コミ後すぐなんですねー(棒

郵送じゃなくて宅配だったので追加費用が。

10月

当籤したのにやる気出ず放置。

11月

やっと動きだす。

Bitbucket Pipelines が年内無料ということで自動で Slack に PDF がアップロードされるようにしました。

12月

事前に立てたスケジュールなど完全に無視されて、2週間ぐらい前までシコシコしてました。

いざ入稿と思ったら予約が要ることに気付く。締切の晩い印刷所にしようと思ってたんで、すでに追加費用のない印刷所はなく…… でも、お金で解決できて本当によかったですね……

即売会用什器はちょっといいやつに新調しました。

作成環境

基本的に前回と同じで、追加で CI 環境を調えました。

Bitbucket Pipelines を使って vvakame/review Docker イメージでビルドして Slack に作った #ci チャネルにアップロードするようにしました。

review-ext.rbpagebreakflushright が増えました。

module ReVIEW
    Compiler.defsingle :emptypage, 0
    Compiler.defsingle :pagebreak, 0
    Compiler.defblock :flushright, 0

    class LATEXBuilder
        def emptypage
            puts '\newpage\null'
        end

        def pagebreak
            puts '\newpage'
        end

        def flushright(lines)
            puts <<EOS
\\begin{flushright}
#{lines.join "\n"}
\\end{flushright}
EOS
        end
    end
end

ダウンロードカード、前回は Google Drive にアップロードしたファイルを時限で公開停止にしていたのですが、今回は対面電書のシステムを使ってみました。1つずつ別々のシリアルコードの入ったカードなので印刷が面倒なんですが、1人ずつ初回アクセスから何日間ダウンロード OK みたいなことができるようになりました。

対面電書

前回の後に存在を知った国際標準同人誌番号略して ISDN という ISBN をもじったサービスがあるので、今回はそれを利用して JAN コードらしきバーコードを付けました。普通書籍には2つバーコードがあるのですが、下側は値段の情報が含まれていて、販売方法や時期で値段の変わる同人誌には合わないなということで空白にしています。このバーコードがあるとグッとそれっぽくなりますねー。付近の文字は OCR-B という JIS 規格のフォントを使っています。オープンソースのものがこちらに。あと、ISDN を主宰なさってる方がわざわざ挨拶に来てくださいました。

ISDN

f:id:kakkun61:20161231025312p:plain

この恰好いい表紙(自画自賛)は10月に初めて買ったカメラ Sony α6300 で撮りました。東京タワー初めて近くで見ましたが、すっごい恰好いいですね。写真とか会社のビルから見て知った気になっていましたが、それは所詮知った気でしたね。あと、レンズは用法用量を守って摂取したいと思います。(すでに3本)

とはいえ恰好いい表紙はやっぱり人目を引きますね。「あ、あの人表紙に目が止まった」というのはちょこちょこ気付きました。

72ページあれば背に文字を入れられそうでした。

当日

今回は寝坊せずに、というかダウンロードカードがまだできてなかったのでコンビニプリントしながらの徹夜で向かいました。

8時過ぎぐらいにビッグサイトに着いてサークル入場口で改札して入るときは、お~サークル入場だーって感動しましたね。

前回↓のようなことがあったのでサークルカットを立てるようにしました。

Square リーダーを買ってクレジットカード決済をできるようにしました。1人だけクレジットカード決済しました。あっさりすぎてちゃんと決済できてるのか不安になるくらいでした。

イーゼル・値札立て・ご自由にどうぞのカード立てと全部新調しました。ストアエクスプレスという店舗什器を扱っている問屋がやってる小売店で全部購入しました。確かに店舗でこういうの使ってるわみたいなのが売ってておもしろい。

小銭入れも買ったのですが大きすぎたのでそれは結局使わず終いです。お札も入るのはいいんですが。あと、同人誌即売会だと50・10・5・1円玉は全然使わないので、100円と500円がもっと入るといいですね。CAD 勉強して 3D プリントするかな。

前回の『(上)』購入者には200円の割引をしていました。内容かぶっているのでね。

数字

前回通り全部書いちゃいます。

売上

項目 単価 部数 合計
紙版 1000 14 16000
紙版(Square) 967 1 1000
紙版(割引) 800 1 800
紙版(割引)(Square) 0 0
電子版 800 11 8800
電子版(Square) 0 0
電子版(割引) 600 1 600
電子版(割引)(Square) 0 0
合計 27 24567

結構みなさん紙版を選ぶんですよね。紙が残っている段階で電子版のみを選んだのは1名か2名かだったと思います。自分なら紙はかさばるから電子版のみを買うと思うんですが。なるほど。

支出

項目 金額
紙版 24105
コンビニプリント 100
参加費など 11200
合計 35305

申し込みセット取り寄せと印刷がどっちもギリギリで追加料金だったのでちょっと出費がかさんでますね。前回今回と完売だったので次回以降は30部か40部かぐらい刷って印刷単価下げますかね。

什器は次回以降も使えるからまぁ含めないでおこう。カメラは(ry

というわけで最終的に赤字になるかどうかはオンライン販売にかかってるので何卒何卒。BOOTH で販売開始しています。

kakkun61.booth.pm

今後

技術書典 2 や夏コミどうしますかね。今のところネタがないので夏コミ申し込みセットも購入してこなかったんですよね。とりあえず買ってから考えるかー。

コミックマーケット91 『遠回りして学ぶ Yesod 入門』

サークル「趣味はデバッグ……」の2冊目の頒布をコミックマーケット91にて行います!

『遠回りして学ぶ Yesod 入門』

f:id:kakkun61:20161223225806p:plain

前回、技術書典で頒布した『遠回りして学ぶ Yesod 入門(上)』の増補改訂版という形になります。

対象読者

対象読者は前回通り、下記ような方になります。

  • Haskell の入門書は読み終わったよ
  • Yesod のサンプルコード見たら知らない文法とかあって読めないよ

内容

内容は、下記となります。

  • ビルドツール Stack
  • 効率のよい文字列の扱い
  • Haskell の言語拡張
  • コンパイル時計算 Template Haskell
  • Web Application Interface とは
  • 簡単な Yesod の解説
  • ロガー用 Middleware を作る

Scotty の章以外は『上』はそのまま含まれています。Scotty はちょっと脇道にそれすぎたなぁと思って省きました。

詳しい内容は見本誌で確認ください。

今回は @syocy さんに1つの章を書いていただきました。

紙面版仕様

  • 表紙フルカラー
  • 本文モノクロ
  • B5 判
  • 76ページ(表紙込み)

価格

価格は下記の通りとなります。

  • 現地販売(現金・クレジットカード)
    • 紙面+電子版
      • 1000円
    • 電子版
      • 800円
      • ダウンロード URI を渡します
  • オンライン販売(後日)
    • 電子版
      • 1000円

以前に『上』を購入くださった方には、奥付(表紙を除いて一番最後のページ)を紙でも電子でも構いませんので見せていただければ、現地販売で200円引きいたします。

クレジットカード決済は、Square 社が対応しているものに限ります。

スペース

スペースは「1日目(木曜日)西み-26a」です。

よろしくお願いします!


本記事は Yesod Advent Calendar 2016 の22日目の記事も兼ねています。すみません、宣伝記事でした。


追記 電子版(PDF)販売はこちら。

kakkun61.booth.pm

少女セクト

この記事は Krile Advent Calendar 11日目の記事です。

Krile いいですね。Wassr 民だったので Krile 2 のころから使ってました。

さて本題。

少女セクト

少女セクト (メガストアコミックス)

少女セクト (メガストアコミックス)

なぜこれを買ったのかは正確には覚えてないのですが(おそらくなんらかの書評を読んだのだと思う)いわゆる「控えめに言って最高」というやつですね。

8日目の『星川銀座四丁目』と同じ作者の玄鉄絢さんですね。2003年から2005年の作品です。

2007年までにスピンオフ『五十鈴のカウンター』が発表されたんですが、なかなか単行本収録されず、やっと2016年発行の『イイタさんペイロード』1巻に収録されたので合わせて読みましょう。

本編はアニメ化もされておりますのでどうぞ。

少女セクト』自体は全年齢扱いですが、掲載雑誌が成人向けだったこともあり、店舗によっては成人向け漫画コーナーにあることもありますので、店頭購入する際はご注意ください。

チラシの裏

読んでた雑誌(厳密にはアンソロジー扱い)『つぼみ』・『メバエ』・『ひらり、』が次々と休刊してしまって悲しみ。

『遠回りして学ぶ Yesod 入門(上)』の電子版(PDF)のインターネット販売を開始しました

BOOTH にて『遠回りして学ぶ Yesod 入門(上)』の電子版(PDF)のインターネット販売を開始しました!

1000円となります。

kakkun61.booth.pm

結構さっくり開設できてびっくりしてる。

店舗候補

どこでダウンロード販売すべきなんかなと思ってちょっと調べたんでまとめときます。

候補としては、メロンブックス・BOOTH・DLsite がありました。それぞれの店舗での販売価格に対する受取価格はざっくり次の通りでした。

店舗 受取価格
メロンブックス*1 販売価格 × 0.7 -(振込手数料)
BOOTH*2 販売価格 × 0.966 - 10 -(振込手数料 300 or 200)
DLsite*3 販売価格 ×(販売価格により変動 0.5~0.8)

BOOTH が圧倒的じゃないか、というわけで、BOOTH にしました。後出だけあってサイトがナウいのもポイント。

ちなみに月の受取価格が1000円未満の場合は次の月に繰り越されるので振込手数料でほぼ消えたなんてことにはならないようです。

疑問

公開してから思ったんですが、誤謬を修正してバージョンアップした場合は、ファイルを登録しなおせば、すでに購入した人は新しいのをダウンロードできるんだろうか?

先人のみなさんはどうしてるんですかね?

BOOTH のその他の技術書典作品

技術書典タグがあるのでそれで検索すれば他サークルの作品ももう販売されているようですね。

技術書典に関する人気の同人グッズ18点を通販できる! - BOOTH

技術書典 ふりかえり

技術書典お疲れさまでしたー。

閉場30分前まで整理券制で、だいたいの方が1時間半待ちだったそうですね。びっくりするような盛況で何よりです。運営さんの手際もよく大変ありがとうございました。

最終的に1200人は超えたそうですね。

弊サークルも14時前には印刷して来た分が完売しまして、送料が250円追加でかかるにもかかわらず3名の方が後日発送で購入いただきました。ありがとうございます!

それでは初めてのサークル参加をふりかえっていきたいと思います。

スケジュール

3月

技術書典の開催が発表されたのは、このころだっと思います。もしかしたら2月だったかも。

3月26日~4月25日

サークル参加応募期間

正直最後の方まで参加するか悩んでました。興味はあったけどちゃんと作れるかなと。最終的には抽選に決断を委ねることに。最後まで悩んでて時間がなかったんで、サークルカットは文字とパブリックドメイン素材を使って GIMP で作りました。

f:id:kakkun61:20160626035220p:plain:w300

4月3日

techbookfest.connpass.com

雰囲気を知りに行く。

4月30日

当籤通知

覚悟を決める。

5月7日

リポジトリーを作る。

5月24日

一通り書き上げて、レビューをお願いする。ちなみに本文28ページ。

6月4日

レビュー対応も終わって、入稿用に編集しだす。

6月8日

入稿。

6月10日

印刷所から指摘があったので修正して再入稿。

6月13日

告知ブログを書く。

kakkun61.hatenablog.com

6月19日

当日使う小物を買う。イーゼルとかカルトンとか。

6月20日

名刺を入稿。3日プランで契約したのでちょっと割高だったけど、初回クーポンでちょっとお得に。22日夕方に出荷されたものの到着がイベント前日でギリギリだった。

6月25日

イベント当日

作成環境

基本的に TechBooster の『技術書をかこう!』にのっとりました。買っておいてよかった。原稿リポジトリーをそのまま取ってきて書き換えていきました。sty ファイルがいくつか足りなかったんでちょっと修正しました。

techbooster.booth.pm

github.com

エディターも書籍の通り Atom に language-review で。

atom.io

ただでプライベートリポジトリー使いたかったんで GitHub ではなく Bitbucket を使いました。

ページ番号付き空白ページを作りたかったんでそこだけは Re:VIEW を拡張しました。

# encoding: utf-8
# review-ext.rb

module ReVIEW
    Compiler.defsingle :emptypage, 0
    class LATEXBuilder
        def emptypage
            puts '\newpage\null'
        end
    end
end

印刷

『技術書をかこう!』が日光企画向けだったので、そのまま日光企画に依頼しました。

本文 PDF はよかったんですけど、表紙の PSD に不備があって再入稿しました。

本の厚さを考慮して表紙・裏表紙の位置が変わるんですけどその計算をまちがってました。

平綴じと中綴じを自分が逆に覚えてしまっていて、当日印刷したものを見て気付きました。中綴じが平に重ねた紙の真ん中にステープラー打つやつですね。次回移行は平綴じもしくは無線綴じになると思います。

2週間ほどの余裕をもっての入稿だったので2割引でした。

f:id:kakkun61:20160626151324p:plain

ちなみに、H のキャラクターは D 言語くんのパロディーの Haskell くん(@tanakh さん作)で、指指しているところにあるのはヘブライ語で יסוד = Yesod と書いてあります。基礎 foundation って意味らしいです。英語アルファベットに当てはめると右から、ysvd だそうです。ヘブライ語は子音しか表記しません。v があるのは謎。読まない文字なのかな。

togetter.com

裏表紙の絵はユダヤ教における生命の樹で、赤い部分が Yesod だそうです。エヴァのオープニングで見たことあるあれです。

Yesod の発音はイェソッドというよりイソッド(イはや行のい)のようです。

ja.forvo.com

当日準備

当日に必要になるものは Circles' Square の『はじめてのサークル参加』を見て勉強しました。準備しておくものや、申し込みから当日まで全体の流れなどが分かるのでおすすめ(画像は Circles' Square より引用)

csqr.org

f:id:kakkun61:20160626160610j:plain:w500

とりあえず近所の百均で、小銭入れ・カルトン(受け取ったお金を入れる青いトレー)・ホワイトボード・白紙カード・付箋・イーゼルを買ってきました。

百均のイーゼルの木の表面が何も処理してなかったんで、ホームセンター行って砥の粉やらニスやら買ってたら1200円ぐらいして、ちゃんとした小さいイーゼル買えばよかったのでは感が強い。

前日の夜になってダウンロード用 URI の書かれた紙の原稿を作ってコンビニへ。ネットワークプリントサービスを使ったんですけどめっちゃ圧縮されるんですね。なんのために 700 ppi で作ったんだか。ネットプリントは圧縮かかるって直前で聞いたんで USB メモリーにも画像入れて持っていったんですけど、ファイルを認識してくれなかった。

当日

寝坊!事前入場できる10:50までに会場に到着できるように起きれたのは奇跡。売り子の友人、準備ありがとうございます。

10:40に到着して、イーゼル立てて見本誌シール・値札貼って名刺も並べてコンビニおにぎり食べて、後は開場待ち。

用意してた本は17冊だったんですけど2時間40分ぐらいで完売。

その後のこと何も考えてなかったんですけど、多めに印刷してたダウンロードカードだけ売ればいいじゃんって友人に言われて、確かにーと思って売ることに。最初から売ってればダウンロードカードだけ欲しいって人ももしかしたらいたんだろうか。

入場が整理券制になってて閉場30分前までずっと新規の一般参加者が来てたんで最後までわりと売れるスピードは維持されたままでした。

途中でダウンロードカードが尽きて手書きカードにしたんですけどさすがに URI が辛くて、追加で印刷しに近所のコンビニまで。ネットプリントにしておいてよかったですね。追加印刷したのが閉場30分前だったんですけど、それから3枚売れたんで印刷してよかったです。

そんなわけでなんとか当日を乗り切れました。

後日

帰ってきてから初めて紙の本読んだら誤字が見つかったので、後で正誤表を公開します。印刷するとなぜか見付かりやすいですよね。

数字

ここからは数字の面で振り返っていきましょう。

売上

まず売れた冊数と売上から。

項目 単価 部数 合計
紙版(事前印刷) 1000 17 17000
紙版(後日発送) 1250 3 3750
電子版 800 14 11200
合計 34 31950

売上部数の勘定は最初はちゃんとしてたんですが途中で書き忘れたことに気付いたので最終的なダウンロードカードの残りなどから算出。

支出

今回のイベントのためだけの費用は次の通り。

項目 金額
紙版(事前印刷) 9760
紙版(後日発送) 2850
ダウンロードカード 40
参加費 5000
合計 17650

次回移行も使えるものへの初期投資は次の通り。

項目 金額
小銭入れ 108
カルトン 108
ホワイトボード 108
白紙カード 108
付箋 108
イーゼル 108
木工道具 1248
フォント(墨東ルイカ細めセット) 11232
名刺 100枚 529
合計 13657

その他年間契約として Adobe Creative Cloud の費用。

項目 金額
Adobe CC 年間 51576

利益

変動費だけ見ると 14300(= 31950 - 17650)。

初期投資も含めた全体として見ると -50933(= 31950 - 17650 - 13657 - 51576)ですね。

Adobe 税を除いた初期投資の元は取れてるんで、後はこの1年で何冊出して元を取るかという感じですかね。元を取りたいって話なら。

総括

(下)を書かないといけない!

売り子してくれた友人・レビュワーのみなさん・運営さん・印刷会社さん・一般参加のみなさんありがとうございました!